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急カーブでハンドルを切りながら一二三は言った。(助手席の)祐一のからだがその反動でぺったりとドアにはりつく。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:37% 作品を確認(amazon)
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カーブを曲がる・ハンドルを切る
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前後の文章を含んだ引用
......えばさ……」と一二三は声をかけた。 外を眺めていた祐一が、狭い車内で少し身を引くようにして振り返る。「……覚えとるや? ほら、前に俺があそこで幽霊見たって話」 急カーブでハンドルを切りながら一二三は言った。祐一のからだがその反動でぺったりとドアにはりつく。「ほら、前に博多の会社の面接に行った帰り、一人で峠越えしよったら、急にライトが消えてさ。ビビってすぐに車停めて、もう一回エンジンかけ直しよったら、助手席に血まみ......
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対向車の途切れたタイミングで、重藤はクラウンのハンドルを切り、建物左手奥の駐車場へ乗り入れた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
いきなりハンドルが切られて、車は狭い一方通行路に入った。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
トスカナ丘陵地帯のカーブの多い道をシフトアップとシフトダウンをリズミカルにくり返しながらやすやすと抜けていく
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
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