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牢格子に背中をもたせかけて、 「ウーム……」と、絶望的に唸った。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:23% 作品を確認(青空文庫)
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絶望・希望がない
寄り掛かる・もたれる・身を預ける
心の落ち込みによる体の反応、リアクション
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前後の文章を含んだ引用
......……夜が。畜生め、畜生め、義賊の何のといっても、やっぱり、悪党は悪党。ああいけねえ!」 ほの赤い、朝暁 け雲 を仰いで、蔵六は、頭が、くらくらとなった。――どんと、牢格子に背中をもたせかけて、 「ウーム……」と、絶望的に唸った。 すると、 「おやじどん、お早よう」 「えっ?」 蔵六は、きょろッとして、 「その声は、雲霧じゃねえか。――どこに、何処にいるんだ」 「あっしの居場所は、ここよりほかに......
単語の意味
背中(せなか)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
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「陽が熱いと目を開けていられない。まるで眠いみたいに。」 と言って萃(人名)が私の背中にもたれた。小さくて熱く、手のひらの中の小鳥のような感触の頭だった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
ドアをあけて庄治を迎え入れると、大木が倒れるように黙って汗ばんだ体をもたせかけてくる。
向田邦子 / だらだら坂「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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(ギター演奏)「郷愁」という副題を持つ第一楽章の内省的なプレリュードを、蒔野は、感傷を持て余して、時の流れの中で立ち往生しているような、躊躇いがちな性急さで演奏した。アルペジオのトップノートが、目の前の現実とかつての記憶とを、玉突きするように継いでゆく 謐 々 とした旋律。その足許で、なし崩しに過去へと 熔け落ちてゆく今。第二楽章の宗教的アンダンテは、荘厳なミサに託された祈りの行方を、聖堂の遥か彼方の天井の反響に探って、最後は 瞑目 するようなハーモニクスで、第三楽章のアレグロへと至る。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
恥も外聞も忘れ果てて、大空の下ですすり泣く
有島武郎 / 或る女
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