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夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:41% 作品を確認(青空文庫)
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ぶら下がる・つるし上げる
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前後の文章を含んだ引用
......尺。その中に月の光りが、大幅 の帯を空 に張るごとく横に差し込む。吾輩は前足に力を込めて、やっとばかり棚の上に飛び上がろうとした。前足だけは首尾よく棚の縁 にかかったが後足 は宙にもがいている。尻尾には最前の黒いものが、死ぬとも離るまじき勢で喰い下っている。吾輩は危 うい。前足を懸 け易 えて足懸 りを深くしようとする。懸け易える度に尻尾の重みで浅くなる。二三分 ......
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ぶら下がる・つるし上げるの表現・描写・類語(状態・状況のカテゴリ)の一覧 ランダム5
川崎船が燻製鰊 のように、すっかり斜めにブラ下がってしまう
小林多喜二 / 蟹工船
夏目漱石 / 吾輩は猫である
何かをあきらめたようにだらんと力無い。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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土俵ぎわまで踏み込んで
有島武郎 / 或る女
風が彼のオーバーの裾をはたいた。
松本 清張「点と線 (新潮文庫)」に収録 amazon
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