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俗人に霊妙なる象徴詩がわからぬごとく、吾輩が彼等に向って示す怒りの記号も何等の反応を呈出しない。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:52% 作品を確認(青空文庫)
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何かを訴えた目 鈍感・感覚が鈍い
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前後の文章を含んだ引用
......見上げると、三羽共元の所にとまって上からくちばしそろえて吾輩の顔を見下している。図太い奴だ。にらめつけてやったが一向いっこうかない。背を丸くして、少々うなったが、ますます駄目だ。俗人に霊妙なる象徴詩がわからぬごとく、吾輩が彼等に向って示す怒りの記号も何等の反応を呈出しない。考えて見ると無理のないところだ。吾輩は今まで彼等を猫として取り扱っていた。それが悪るい。猫ならこのくらいやればたしかにこたえるのだが生憎あいにく相手は烏だ。烏の勘公とあっ......
単語の意味
象徴(しょうちょう)
象徴・・・シンボル。ある意味を表す記号。具体的でない考えや物事、分かりやすく説明するための用いるもの(こと)。
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何か訊け、とその目が言っている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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新聞紙をかじってるみたいに何も感じない
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小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon関連カテ泣く・涙を流すまばたき
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浅田次郎 / 角筈にて「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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