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びゅっと、風の立つような勢いで、一角は後へ跳んで
※備考※ 一角は人名
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:87% 作品を確認(青空文庫)
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跳ねる・跳び上がる・ジャンプ
勢いよく
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前後の文章を含んだ引用
......、丈八は、柄 がしらで、一角の小手を突いたが、とたんに、足が浮いた。――投げ――食ったな――と宙で感じると、逆さまに見える敵の影を、 (おのれっ!) と、払ッた。 びゅっと、風の立つような勢いで、一角は後へ跳んでいた。でも、切っ尖は、彼の睫毛 から、三寸とは、離れていなかった。 とたんに丈八は、見事に五体を、抛られていたのである。本能的に、刀だけは、ぴたっと、前へかまえて......
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膝が砕けるまで飛び跳ねる
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
焼け火箸 でも踏んだように、勢いよくとび上がる
芥川龍之介 / 偸盗
ひろい道場を燕のごとく縦横に飛びまわり
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
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もう随分前からそこに来ているらしく、女の表情に軽い 苛立ちに似たものが漂っている。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
くず折れると、まるで駄々ッ子のように泣き出して
林芙美子 / 新版 放浪記
子供のように泣けて来た。
林芙美子 / 新版 放浪記
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