TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 撫でる・さする・こする
発火しそうなほど激しく、手ぬぐいで体をこすっている。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:77% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
撫でる・さする・こする
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......かったのかもしれない。「なあなあ、ほいな。オオヤマヅミさんに馳せ参じん」 歌が終わり、男衆は我先にと岸辺へ上がった。服を脱ぎ、真っ白な手ぬぐいで体を拭く。ヨキは発火しそうなほど激しく、手ぬぐいで体をこすっている。 肌からうっすら立ちのぼる湯気が、提灯の明かりに照らされて陽炎みたいだ。 風呂敷の中身は、山伏の白い装束だった。神隠しに遭った山太を捜索したとき、着たものだ。俺......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
ここに意味を表示
撫でる・さする・こするの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(手を)自分の顔にべたりと貼り付けるみたいに当て、それこそ面の皮でも剥ぐような乱暴さで、ずるずると顔を撫でおろした。
高見 順 / 如何なる星の下に amazon
薄硝子の人形でも撫でるようにそっと撫でる
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
少し声を立てて笑った。それは必ずしも不平でないことを示した。
岡本かの子 / 河明り
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ