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恍惚うっとりしていた伸子は、ノックの音で我に返った。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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我に返る・意識が戻る
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前後の文章を含んだ引用
......うで顫えながら、幻の佃を抱きしめた。彼の頬の感触……彼の唇――柔かい髪を撫でるとき掌につたわる、その手触り、伸子は呻くように彼の名を呟いた。  壁に頭をもたせかけ、恍惚うっとりしていた伸子は、ノックの音で我に返った。  彼女は、いそいで両手の甲で涙に濡れた眼をこすった。 「お入んなさい」  しかし扉は開かず、外から受付の少女が叫んだ。 「お電話ですから、広間へいらっしゃって下さい」 「......
単語の意味
恍惚(こうこつ)
恍惚・・・うっとりした状態。放心状態のような気持ちで心を奪われたさま。
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彼はちょっと夢から覚めたように感じた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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