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遠くから考えると、涙の出るようないいひとなのだけれども、会うとムッとする松田さんの温情主義、こいつが一番苦手なのだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:42% 作品を確認(青空文庫)
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なぜかイラつく人
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......いる。河のそばを子供達が、活動芝居をいましめてなんて、日曜学校の変なうたをうたって通った。仕事、二百六十枚出来る。松田さん、どんな病気で入院をしているのかしら、遠くから考えると、涙の出るようないいひとなのだけれども、会うとムッとする松田さんの温情主義、こいつが一番苦手なのだ。その内、何か持って見舞に行こうと思う。夜、龍之介の「戯作三昧 」を読んだ。魔術、これはお伽噺 のようにセンチメンタルなものだった。印度人と魔術、日本の竹藪 と雨の夜か......
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私はどうしてなのかこのひとにはムカムカして仕様がない。
林芙美子 / 新版 放浪記
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小林多喜二 / 蟹工船
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伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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