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玄関のドアを開けて外へ出て、少しすれば階段を降りてゆくかかとの低い音がどててんと部屋に響いた。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:21% 作品を確認(amazon)
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足音・靴音
階段をのぼる・おりる
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前後の文章を含んだ引用
......っけ、持ってってね、とわたしは云って、緑子は地図を畳んだのとタオルを腰巻に入れると、白地にピンクのきらきらした線が何本か走るスニーカーに足を真っ直ぐに突っ込み、玄関のドアを開けて外へ出て、少しすれば階段を降りてゆくかかとの低い音がどててんと部屋に響いた。 水を浴びて戻ってきた巻子は、涼しいわあ、座って置いてあった麦茶をひとくち飲み、わたしは「緑子が散歩に行った、すぐ帰ってくるって、んで携帯持ってったよ」と報告し......
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ぺたぺたと足音をたてる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
法衣が擦れる音と、革靴のソールが床を叩く乾いた音だけが鳴り続ける。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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窓の外から波止めで砕ける波の音が聞こえた。夜になると波の音は高くなる。波の音は夜通し聞こえ、小さなベッドで眠る祐一のからだを浸していく。 そんなとき、祐一は波打ち際の流木のような気持ちになる。波に攫われそうで攫われず、砂浜に打ち上げられそうで打ち上げられない。いつまでもいつまでも、流木は砂の上を転がされ続ける。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
そのピアノの音色には、手帖を見ながら作った不出来なお菓子のような心易さがあり
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
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ノソリ、ガサリ、と歩いている。
吉川英治 / 増長天王
足の裏がアスファルトを上手に跳ね返してくれない。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
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