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(海鳴り)闇の中で眼をあけていると、海鳴りの音が遠く聞えてくる。その海は黒くうねりながら浜に押し寄せ、また黒くうねりながら退いていくようだ。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 ページ位置:40% 作品を確認(amazon)
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波の音・潮騒
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前後の文章を含んだ引用
......のは」「強制しているんじゃない。ただ、承諾しなくても、これは絶対、秘密にしてもらわねば困るぜ」「何です。それは」「アメリカの捕虜を生体解剖することなんだ。君」 闇の中で眼をあけていると、海鳴りの音が遠く聞えてくる。その海は黒くうねりながら浜に押し寄せ、また黒くうねりながら退いていくようだ。 俺は何故、この解剖にたちあうことを言いふくめられたのだろうと勝呂は眼がさめた時、考える。言いふくめられたというのは間違いだ。たしかにあの午後、柴田助教授の部屋......
単語の意味
うねり(うねり)
うねり・・・うねること。

1.大きく緩やかに曲がりくねること。大きく緩やかに上がったり下がったりすること。
2.1の状態が続くこと。1の状態がとどめ難い勢いで攻めてくること。「感情のうねり」「業界再編のうねりの中で」
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暗い太鼓のような夜の海鳴りの音
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
浜を 嚙 む単調な音
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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耳ざわりな音が鼓膜を引っ掻く
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
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さざなみの三角にとがったもようが、たえまなくちらちらと揺れていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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