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月がなければ本当の真っ暗闇

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夜月の光・月明かり

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単語の意味

暗闇（くらやみ）

暗闇・・・１．暗い闇。光がなくて見えない状態。また、そういう場所。
２．人目につかない場所。人の知らない場所。
３．１が転じて、希望がもてないこと。見通しが立たず将来に不安を感じている状態。

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窓の外はまだ暗い

両側の家並みは、灯火管制のせいもあってシーンとした闇の中に黒い獣が折り重って眠っているようだ。

安岡章太郎 / 犬関連カテ夜町並み・集落

夕闇はまだ浅い水底のような青味を残していた

日野啓三 / 夢の島　amazon関連カテ夕方夜

外が段々と薄暗くなり、部屋の照明が強調される。

吉本ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ夜夜景・夜の眺め町並み・集落

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月の光・月明かりの表現・描写・類語（空・中空のカテゴリ）の一覧ランダム５

満月はまだ天頂近くにあった。ホテルの吹き抜けから見上げるとその白い光の線が降ってくるようだった。降り注いで、夜の勢いを育んでいるみたいに見えた。

よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録　amazon関連カテ月の光・月明かり月

月の光がまばゆいほど窓のガラスを光らせる

月の光。水の底にいるような青い光のなかに寝そべって、足の先でハンモックをゆすぶり

林芙美子 / うず潮 (1964年)　amazon

月夜で、道が明るかった。

吉本ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録　amazon

月は中天高く澄み切って昼のよう

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（日食）きらきらとした太陽の銀盆が半分欠けているような、何か頼りない寂しさが四辺から迫って来た。

森田たま / もめん随筆　amazon

すがすがしい空気

五月の雲が真綿のように白く伸びて行く

林芙美子 / 新版　放浪記

雲海の中に虹の橋がかかっている。

湊かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録　amazon

まだ５時にもなっていなかったのに、世界中に夜が来たようだった。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ雨雲・暗雲嵐・台風・暴風雨

「時間帯（朝・昼・夜）」カテゴリからランダム５

外が段々と薄暗くなり、部屋の照明が強調される。

永井龍男 / 冬の日「一個・秋・その他 (講談社文芸文庫)」に収録　amazon

入相（いりあい）の鐘の鳴るころにこぎ出された高瀬舟は、黒ずんだ京都の町の家々を両岸に見つつ、東へ走って、加茂川（かもがわ）を横ぎって下る

森鴎外 / 高瀬舟関連カテ船・ボート日の入り・日没

当日は、よく晴れた、空の青さが、忙しなく家を出た人々の口を、一瞬、ぽかんと開けたままにさせるような朝だった。

平野啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ朝晴天・快晴・いい天気

西日があまりきついので、伸子の内心から憂愁が蒸発するとでも云うようだ。

宮本百合子 / 伸子関連カテ夕日・西日気持ちや痛みが消える、薄れる

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