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(ベッドを)見たとたん、体力気力の糸が切れた。棒っきれのように横たわる。シーツは日なたの匂いがした。
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疲れる・疲労感
人が倒れる・倒れ込む
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疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
雑巾切れのように、クタクタになって帰ってくる
小林多喜二 / 蟹工船
百メートルを全力疾走した時のような疲れ
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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人が倒れる・倒れ込むの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
体力のつきた馬のように、両足をふにゃふにゃと折って膝をつく
野間 宏 / 真空地帯 amazon
身体が、空気が抜けたゴム人形のように膝から崩れ落ちる
西木 正明 / 『幸福』行最終列車 amazon
太ももに激痛が走った。次の瞬間、地面が眼の前にあって
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
私は自分が苦痛に似た、灼熱した鉄棒のように固い一本の憎悪に化していくことがわかった
山川 方夫 / 海岸公園 amazon
トウガラシを食べたサルのような顔
灰谷 健次郎 / ひとりぼっちの動物園 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(アル中患者が、)シラフでいることはおれにとって異様な体験なのだ。すがるもの、杖とするものがない不安。おれは重度の近視なのでわかるのだが、この不安な感じは、極度の近視の人間がメガネを失くしてしまったときのあせりによく似ている。メガネを探さねばならないのに、メガネがないからうまく探せない。入り組んで出口のない不安だ。アルコールが抜けたときのこの心もとなさは、メガネを失くした不安を何十倍か強烈にした感じだ。おれはずっと酩酊がもたらす、膜を一枚かぶったような非現実の中で暮らしてきた。酔いがもたらす「鈍さ」が現実をやわらげていたのだ。それがいま、尖端恐怖症の人間に突きつけられたエンピツの先にも似た、裸で生の世界が鋭角的に迫ってくる。メガネを失くしたのとは逆で、くっきりと鮮明な現実が、アル中の濁った五感を威圧するのだ。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
船酔と過労で、ゲッソリやせた
小林多喜二 / 蟹工船
脚は十日間ほど取りはずさずつけている 巻脚絆 の中で感覚を失っていた。そして坂道を一歩ふみ出すためには多大の血液を失わなければならないように思われた。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
躯をすりへらしてこっぱみじんの働きぶり
林芙美子 / 新版 放浪記
時が水泡の中を動くように同じことの繰り返し
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
人を短時間で従わせるにはそれなりの荒療治が必要だ
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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