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彼が熱心に話しているあいだ、僕は適当に肯きながらずっと女のことを考えていた。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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頷く・相槌を打つ
空返事
興味がない・無関心
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前後の文章を含んだ引用
......アグラムを瞬時に計算するシステムで、話を聞いているとたしかに便利そうではあったが、その原理は僕にとってはフィンランド語の動詞変化と同じくらいよくわからなかった。彼が熱心に話しているあいだ、僕は適当に肯きながらずっと女のことを考えていた。今度の休日は誰とどこで酒を飲んで、どこで食事をして、どこのホテルに入るといったようなことだ。僕はきっと生まれつきそういうのが好きなのだ。プラモデルを作ったり、電......
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頷く・相槌を打つの表現・描写・類語(喉・首・うなじのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼女は斜めに首を振った。首をかしげているのか頷いているのか微妙なところだった。
三上 延 / ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち amazon
気のないふうにうなずいた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
薄いビール・グラスの縁に唇をつけたまま黙って肯いた。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
満足を与へるやうな、相槌
芥川龍之介 / 芋粥
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空返事の表現・描写・類語(言葉を交わすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
「なるほど」 安彦は夕刊を広げながら、なま返事をした。
阿刀田 高 / 白い歯「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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興味がない・無関心の表現・描写・類語(ものの性質・特徴のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼の顔には別にこの事について関心も好奇心もないようだった。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
私は私のかつての楽園を、昔の女を見るような無関心で 眺めた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
(スタンディングオベーション)聴衆の表情は賛嘆に満ち、拍手には断乎とした支持が感じ取られた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
人間は、心の中で震える小さな弱い何かをきっと持っていて、たまに泣いたりしてケアしてあげたほうが、きっといいのだろう。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
隣に立っている見知らぬ人の肩を 叩いて、身を 捩って笑っている
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
「ものの性質・特徴」カテゴリからランダム5
(現実感なくぎこちなく歩く)身体が浮き上がっている感じはまだ続いている。駅からここまで歩く間も、靴の底と地面との間が三センチほどあいているようでどこか心もとない。不可解な劇中劇を強制的に演じさせられている大根役者みたいだ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
豆腐を庖丁で二つに切るような気軽さ
清水 義範 / 蕎麦ときしめん amazon
亜美ちゃんの隣にいると自分の本当の価値が分かるというか、横に巨大な物差しが置いてあるようでおもしろくなってきた。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
「言葉を交わす」カテゴリからランダム5
どれも長い話で、まるで精密画みたいに克明だった
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
洋子は、彼がまだ語り終わらぬうちからそれを否定した。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
僕もその頃には葡萄を食べるのをやめて、じっと彼女の話に聞き入っていた。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
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