うま煮の鯉の身はあめ色に輝き、腹の身は白い脂肪でブヨブヨとなっている
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鯉
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単語の意味
飴色(あめいろ)
うま煮(うまに)
腹(はら)
鯉(こい)
飴色・・・半透明の薄く明るい褐色。麦芽のデンプンをメイン材料にして作った昔の水飴の色。
うま煮・・・甘味を主体にし、濃い味に仕立てた煮物。白米との相性がよく日本人に好まれる料理。
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
鯉・・・コイ科の淡水魚。大形の鱗(うろこ)で覆われ、口には二対のヒゲがある。観賞用に改良した錦鯉は池などで飼われる。真鯉(まごい)は食用体の側面におよそ36枚の鱗が一列に並んでおり六六魚(りくりくぎょ・ろくろくぎょ)とも呼ぶ。
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鯉の味、おいしさを伝える表現・描写(魚類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
鯉は信雄の身の丈ほどもあった。 鱗 の一枚一枚が淡い紅色の線でふちどられ、丸く太った体の底から、何やら 妖しい光を放っているようだった。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
鯉の泥臭さも脂っこさも又独特の匂いも凡て佐久の鯉にあって鯉こくにして食べていて、これだ、これたという感じになる。その内臓と思われる部分が殊に結構で頭の所に運よく当ればもう言うことはない。どうも食べものというのは匂いの次にどこか苦いことが大事であるようで佐久の鯉がその標本であることは食べて見れば解る。
吉田 健一 / 私の食物誌 amazon
鯉の池が、石油色に光っている。
林芙美子 / 新版 放浪記
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「魚類」カテゴリからランダム5
鰻屋では、念の入った香の物で酒をのみながら、鰻が焼きあがるのを待つのが、もっともよい。
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
塩焼きにして、うっかり食うと火傷するような熱い奴を、ガブッとやるのが香ばしくて最上
北大路魯山人 / 魯山人の食卓 amazon
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