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相手の顔を 窺う。だが表情のない老人の顔からは何もわからない。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:88% 作品を確認(amazon)
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無表情
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前後の文章を含んだ引用
......。奉行が、自分が転んだことを話題にしないように努めているのがよくわかる。それが思いやりからなのか、それとも勝者の自信から出ているのか、伏せた眼を時々あげて司祭は相手の顔を窺う。だが表情のない老人の顔からは何もわからない。「一カ月たてば江戸に参り、住まうがよい。パードレのため邸も用意してある。もと余が住んでいた小日向町の邸だが」 筑後守は意識してか、パードレという言葉を使ったが、......
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