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猫が獲物を 弄ぶような言い方
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:74% 作品を確認(amazon)
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馬鹿にした言い方・なめた口調
おちょくる・からかう・もてあそぶ
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前後の文章を含んだ引用
......できた。そしてかたい板の間に体を横たえて、眠りが訪れてくるのをじっと待っていた。Ⅷ 翌日、ふたたびここを訪れた通辞は、「どうだな。思案はしたか」 いつものように猫が獲物を弄ぶような言い方ではなく、硬い表情をつくって、「沢野が申した通り、無益な強情は続けぬがよい。我々とて本意から転べとは言うてはおらぬ。ただ表向きな、表向き転んだと申してくれぬか。......
単語の意味
猫(ねこ)
猫・・・1.ネコ科の哺乳動物の総称。形は虎に似て、柔軟な体や出入り自由な爪、鋭い感覚のひげを足を持つ。暖かいところを好み、鼠(ねずみ)をよく捕るとされる。
2.(猫の皮を胴張りに用いるところから)三味線の異称。
3.猫車(ねこぐるま)の略。
4.猫火鉢(ねこひばち)の略。
5.ふいごの内側についていて、空気の出る孔をふさぐ革。
2.(猫の皮を胴張りに用いるところから)三味線の異称。
3.猫車(ねこぐるま)の略。
4.猫火鉢(ねこひばち)の略。
5.ふいごの内側についていて、空気の出る孔をふさぐ革。
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「へー、君が船頭」君にして船頭が務 まるものなら僕にも見番くらいはやれると云ったような語気を洩 らす。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
尻上りの侮辱した調子で抑 えつけた。
小林多喜二 / 蟹工船
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中西が紀藤をからかう。周囲に笑いが洩れる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
木の葉のようにもてあそんだ。
有島武郎 / 或る女
有島武郎 / 或る女
竜夫はひやかすように 肘 で関根の 脇腹 を突いた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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直子は脚の高い椅子に腰かけ、まるで 訊問 前 の女犯人とでもいうような様子で 凝 としていた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
城戸の心臓は、彼の胸を内から懸命に叩いて、何かを訴えようとしていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
馬の尻尾のように跳ね上り
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
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