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感心して、かれの堂々とした体躯にみとれていた。
吉川英治 / 醤油仏 ページ位置:80% 作品を確認(青空文庫)
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丈夫・がっしりした体つき
見とれる・うっとり見入る
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前後の文章を含んだ引用
......ぞ」 退 ッぴき出来ないようにしておいて、丑がそこで、また約束より三合割を掛けた。 「いいとも」 伝公は怯 まなかった。 立派だ、侍が果し合をするようだ――と左次郎は感心して、かれの堂々とした体躯にみとれていた。 すぐ酒屋へ飛んで行った者がある。升を探して来る奴がある。知らない者をワザワザ呼び立てる者がある。そんな騒ぎに、小普請 小屋の役人や、川番所の番太郎まで、何事かと......
単語の意味
見とれる(みとれる)
体軀・体躯(たいく)
見とれる・・・あるものに心引かれて、ぼーっと見る。素敵なものに我を忘れて見入る。「見惚れる・見蕩れる」とも書く。
体軀・体躯・・・体(からだ)。
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何かに心を奪われると、そこに視点が定まり、どこまでも深く吸い寄せられてゆく。
小川 洋子 / 乳歯「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
やや不用意なほど長く、彼女を見つめていた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
物珍しくながめて魅入られたように茫然 となってしまう。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
ほんのり新茶の香りにでも酔った気持で笑いながら見ている。
岡本かの子 / 雛妓
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いかにも感動したようにヒッソリと眼を閉じた。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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ハンマーで一撃を喰らったような衝撃
百田尚樹 / 解説 児玉清「永遠の0」に収録 amazon
彼女の言葉は、彼の心の上の方をただ流れて通ったにすぎなかった。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
意識はばらばらになってしまった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
わたしは唖の子供のように立ちすくんでしまうだろう。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
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ぼんやりはぼんやりのままで鮮明に像を結ばず
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
武内がじっと見ている。その視線を尋恵は横顔に痛いほど感じる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
始めてアダムを見たイヴのように葉子はまじまじと珍しくもないはずの一人 の男を見やった。
有島武郎 / 或る女
双眼は、じいッと糸を引いたようにその窓辺に注がれていた。
日本ロオレライ(井上友一郎)「現代日本文学全集〈第81〉永井竜男,井上友一郎,織田作之助,井上靖集 (1956年)」に収録 amazon
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