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何か吹っ切れたようにさばさばしていらした。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 ページ位置:59% 作品を確認(amazon)
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吹っ切れる
器が大きい・サバサバ
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前後の文章を含んだ引用
......この戦争は明るい。南方に活路を求めたのは、正解だったね」 大東亜戦争が始まったばかりのころは、旦那様だって、そんなふうにおっしゃっていた。 この時期の旦那様は、何か吹っ切れたようにさばさばしていらした。 この年の春に、金属玩具工業組合は、解散になった。 それまでは、金属資材をどうやって確保するかだとか、代わりの材料をどうするかだとかいったことで駆け回っていらし......
単語の意味
サバサバ(さばさば)
サバサバ・・・気分がスッキリして爽やかに感じるさま。こだわりが少なくあっさりしているさま。
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バスの運転手の言葉が、背中を押してくれているのは間違いないが、それ以上に何か吹っ切れていた。ここ数週間ずっと支配されていた怯えるという感覚だけが、からだからすとんと抜け落ちたような感じだった。
吉田修一「悪人」に収録 amazon
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ひまわりのような向上心
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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つかえていた澱が吐き出されるかのように、鬱病から抜け出す
萩原 葉子 / 蕁麻の家 amazon
今にも咳が飛出しそうな長い、太い溜息を吐 いた
夢野久作 / ドグラ・マグラ
三十パーセントくらいの軽いため息をついて
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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