魚の腐ったような臭気
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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悪臭・くさい
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......です。 猫のひくい唸り声は村の入口ちかくまでくると、さっきより、もっとはっきり聞えました。吐き気のするような生臭い臭気がその方向から風に流れて鼻についてきます。魚の腐ったような臭気でした。そして村に足をふみ入れた時、どの小屋も怖ろしいほど不気味に静まりかえり、誰一人としてそこにいないことに気がつきました。 廃墟というより、戦いでたった今、......
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悪臭・くさいの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
芥川龍之介 / 羅生門
干し魚が送られたと思ったほど部屋の中が生臭くなった。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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「におい・香り」カテゴリからランダム5
鼻の穴を大きくして、思い入れ凌霄花のにおいを吸い
芥川龍之介 / 偸盗
掃き溜めをあさる痩せ犬のように、鼻さきが鋭敏になって
岩野 泡鳴 / 耽溺 amazon
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