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(布団からのぞいていた色白の足)翌朝の味噌汁に使う 浅蜊 が 桶 の中で鳴いていた。貝を少し開いて、あれはどこの部分なのだろう、白い管の先を覗かせているのがあった。茶色の布団からのぞいていたタカの足は、あれに似ていた。
向田邦子 / はめ殺し窓「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......す情けなく見えた。 父親は寒がりで、母のタカは暑がりであった。冬でもタカは、足がほてると言って布団から足の先を出して眠っていた。 夜中に水を飲みに台所へゆくと、翌朝の味噌汁に使う浅蜊が桶の中で鳴いていた。貝を少し開いて、あれはどこの部分なのだろう、白い管の先を覗かせているのがあった。茶色の布団からのぞいていたタカの足は、あれに似ていた。物音におどろくのか、ピュッと水を吐くのもあった。砂を吐かせるのに金気がいいのか、錆びた出刃庖丁が水の中に突っ込まれていることもあった。 水の中の貝も出刃庖丁も、......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
浅蜊・蛤仔(あさり)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
浅蜊・蛤仔・・・マルスダレガイ科、小形二枚貝。古くから食用とされ貝塚から殼が出土する。現在でも潮干狩りの対象となる貝で、「漁(あさ)る」が語源として有力。
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徳利のような足
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
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色白・肌の白さの表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
牛乳色の皮膚
有島武郎 / 或る女
女の手は、 琺瑯ほうろう のように白かった。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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眠っている姿の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(衰弱していく老人の寝姿)あなたが眠る姿は、だんだん胎児の形に似てきています。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon関連カテ老人眠っている姿
前後不覚に寝ている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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毒を食った犬のように手と足を硬直させて空へのばす
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon関連カテ姿勢足の動き
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濃くてまわりから浮いているようでもある。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
琺瑯ほうろう のように白い片脚
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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僕のシャツの袖は彼女の寝息であたたかく湿っていて、それが妙にくすぐったく感じられた
村上春樹 / 回転木馬のデッドヒート(今は亡き王女のために) amazon
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