なんていう名前なのかもよくわからない川
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:50% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
川
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......かのための浴衣でカラフルに彩られ、あたしたちは示し合わせたように全身を見事なモノトーンで決めていた。とりあえずコンビニで花火を買って、人の流れとは逆方向に歩き、なんていう名前なのかもよくわからない川で花火に火をつけた。ただ、橋の入口に立っていた「二級河川」という標識に対し、二級かよ! とツッコんだことは覚えている。肝心の花火は、風人が持ち手のほうに火をつけ......
ここに意味を表示
川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
澱んで流れる辺りは鏡のごとく、瀬をなして流れる処は月光が砕けてぎらぎら光る
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
岡本かの子 / 渾沌未分
川が細い銀線みたいにキラキラ光って見える
太宰 治 / 津軽 amazon
このカテゴリを全部見る
「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
欲望をむきだしにしたしつこく甘えかかるような鷗(かもめ)の鳴き声
阿部 昭 / 千年 (1977年) amazon
(河の水は)石を越え、迂回し、後から後から忙しく現われて、流れ去っていた。それは無限に続く運動のように見えた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
水面・水中・水辺 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ