縮んでびくびくしていた
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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怯える
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......半狂乱になって、帰らない、と泣きそうでもあった。どっちでも全然おかしくない。 まったく読めなかった。 ここに来て海や夕日や朝焼けを見て暮らして、弟はこの間までの縮んでびくびくしていた顔色の悪い彼とは別人の、楽しそうな子になった。 でも浜辺を歩いているときも、盛り場に出てパチンコをして当たっておおもうけして笑いが止まらないときも、夜部屋でTV......
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まるで蠟燭を吹き消した後に立ちのぼる一筋の白い煙のように、彼の心の中の何かが闇をしばらくの間漂いそして消えた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
二人の眼は犬のようにお互いを見ることを、警戒し合ったのだ
伊藤 整 / 氾濫 amazon
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