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腹を立てるとすぐに何かを投げつける
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:26% 作品を確認(amazon)
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怒りによる体の反応、リアクション
投げる・飛ばす
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前後の文章を含んだ引用
......ちがえられるから」 それを聞くと彼女はテーブルの上の電話帳を手にとって、僕に思いきり投げつけた。「どうして人のバッグなんかのぞくのよ!」と彼女はどなった。彼女は腹を立てるとすぐに何かを投げつけるのだ。だから僕はそれ以上刺激しないために、彼女のバッグの中なんて一度ものぞいたことはないということは言わずにおいた。 しかしいずれにせよそれで彼女は泣くのをやめ......
単語の意味
腹(はら)
腹・・・1.ヒトなど動物の、胴の下半部の前面と考えられる側。背(せ)の反対側の部分。また、その内側にある内蔵。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
2.(腹の内面にあるものとして)心。考え。感情。気持ち。また、度量や度胸、気力もいう。
3.物の中央の膨らんだ部分。「指の腹」「銚子の腹」など。
4.背に対して、物の内側の部分。
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池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
カッとなると態度に表れる佃に対して、山崎は内側にためるタイプだ。だから怒ると静かになる。青ざめ、こめかみの辺りをひくつかせる。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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二階から果物籠を地球のように路地へほうり投げて
林芙美子 / 新版 放浪記
(思い出のピアスを放り捨てる)高台の突端まで歩いていくと、鉄柵の手前で腕を振りかぶり、イルミネーションが一面に明滅しはじめた街の上空にピアスを投げる。十和子の目は小さな流星になって落ちたはずのダイヤを捉えられない。陣治は何も投げなかったか、むしろただ空間に向かって大きく手招きをしただけにしか見えない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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学芸会のようなお辞儀
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