TOP > 人物表現 > 服装・身なり > 下駄・草履・雪駄
草履の音は、ぴた、ぴたと
吉川英治 / 治郎吉格子 ページ位置:37% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
足音・靴音
下駄・草履・雪駄
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ほど、反響はない。鼠の人気も、無論なかった。 なければこそ、悠々と、宵の町を、ふところ手で歩けるのだけれども、それもまた、治郎吉には淋しかった。 彼の特徴のある草履の音は、ぴた、ぴたと何時のまにか、辻行燈 の灯よりしかない屋敷町を歩いていた。 ふと「洗心洞塾舎 」という看板が眼についた。 「洗心洞」 聞いたような名である。 「あ、そうか。有名なる大塩......
ここに意味を表示
足音・靴音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
下駄・草履・雪駄の表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
草履のようにすりへった下駄をひきずっている
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
(朴歯の重い下駄は)たしかに重く、爪先と脹(ふく)ら脛(はぎ)へひどくちからが入る。《…略…》いつもは一時間で終る散歩が一時間半かかる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
草の芽の伸びる音さえ聞き取れそうにあたりは静か
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
足の裏がアスファルトを上手に跳ね返してくれない。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
女店員は腕をむき出しにし、夏のような薄着で快適そうだ。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
服装・身なり の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ