TOP > 人物表現 > 手・指・爪 > 指の雰囲気・状態

TOP > 人物表現 > 肌の印象 > 色白・肌の白さ


カテゴリ検索 単語の意味
(植物のような指)指は長くしなやかで、肌は白く不透明でした。何度も品種改良され、温室で大切に育てられた植物のようでした。指のいろいろな部分に表情があるのです。薬指の爪が微笑んだり、親指の関節が目を伏せたり
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 ページ位置:64% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
指の雰囲気・状態 色白・肌の白さ
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ものに思えました。わたしはコーヒーを飲み、彼の説明に耳を傾け、美しい左指を眺めなければなりません。忙しく、幸せでした。決して男らしい手というわけではありません。指は長くしなやかで、肌は白く不透明でした。何度も品種改良され、温室で大切に育てられた植物のようでした。指のいろいろな部分に表情があるのです。薬指の爪が微笑んだり、親指の関節が目を伏せたり、分ってもらえるでしょうか」 先生の声があまりにもひたむきだったので、わたしは「はい」と返事をした。 わたしはもう一度、彼に取り残された物たちを見回した。植物の......
単語の意味
親指・拇・擘(おやゆび)
薬指(くすりゆび・やくし)
親指・拇・擘・・・1.手足の五本の指のひとつ。五本の端にあって、もっとも太い指。拇指。手の場合は手の平は地面に向けたときに、足の場合は直立したときに、一番内側に位置する。大指(おおゆび)。第一指。母指・拇指(ぼし)。巨擘(きょはく・きょへき)。擘指(はくし・へきし)。お父さん指。
2.一家の主人や亭主、親方などのこと。
薬指・・・中指と小指の間の指。語源は、昔、五本の指の中で一番使用頻度が少なく、一番清潔な指とされ、薬を水に溶かすときや塗るとき、舐めるときに使われていたため。また、薬師如来が右の第四指を曲げている事に由来するという説もある。
第四指(だいしし、親指から四番目のため)。無名指(むめいし)。お姉さん指(おねえさんゆび)。薬師指(くすしゆび)。名無し指(ななしゆび)。紅差し指(べにさしゆび)。紅付け指(べにつけゆび)。環指(かんし)。
ここに意味を表示
指の雰囲気・状態の表現・描写・類語(手・指・爪のカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼女の指は思考する植物のように注意深くポットを包み
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
色白・肌の白さの表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
色が抜けるように白い。
阿刀田 高 / 透明魚「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ白色(白い)色白・肌の白さ
乳白色の肌の奥に青い血管の浮かぶ
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「手・指・爪」カテゴリからランダム5
「肌の印象」カテゴリからランダム5
きめの柔かい桃色の肌
林芙美子 / 新版 放浪記
女の子のように青白い彼
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
黒い顔の肌の中に開いた赤黒い唇
野間 宏 / 哀れな歓楽「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon関連カテ唇の色・赤い唇色黒・褐色・日に焼けた肌
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
手・指・爪 の表現の一覧 
肌の印象 の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分