走らせばひなびた鈴のような音を立てる杼(ひ)
宮尾 登美子 / 楊梅(やまもも)の熟れる頃 作品を確認(amazon)
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生活音
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単語の意味
鄙びる(ひなびる)
杼・梭(ひ・さ)
鄙びる・・・いかにも田舎の雰囲気が漂う。
杼・梭・・・布を織る機械の付属品のひとつ。横糸を通すのに使う道具。シャトル。「杼」「梭」のどちらとも「ひ」又は「さ」と読める。
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波の音かと思われる鼓(つづみ)や太鼓が浜風に伝わった。
徳田 秋声 / 縮図 amazon
(ぶきみな家庭教師がやってくる)今まで聴いたことのない重々しい軋みが、廊下を近付いてきた。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
曲りくねった一株の松が、こうこうと夜風に鳴る音だけ
芥川龍之介 / 杜子春
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日焼けしてないカーテン
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
この家には意味のあるものしか存在しない
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
寓居は八畳に次の間が北向きの長四畳、それに玄関、女中部屋、という小さな 家 だった。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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