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(終戦間もなくは)われわれの娯楽といえば、芝居と映画だけの時代だったのである。食べものすら充分でなかった。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:79% 作品を確認(amazon)
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......演されたのは、昭和二十六年の夏の演舞場である。当時、終戦間もなくのこととて、劇場に冷房もなく、役者も観客も汗をだらだらながしていたが、それでも連日満員であった。われわれの娯楽といえば、芝居と映画だけの時代だったのである。食べものすら充分でなかった。 そのときの演出は、文化座の故佐々木隆氏におねがいした。私が自分の脚本の演出をするようになったのは昭和三十年からで、そのときのことは、前にもふれておいたけれども......
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映画・テレビ番組の表現・描写・類語(趣味・娯楽のカテゴリ)の一覧 ランダム5
毒にも薬にもならないテレビでも見て
向田邦子 / 三枚肉「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
よくできた映画というのは残響の尾を長々と引くもの
池澤 夏樹 / シネ・シティー鳥瞰図 amazon
TVはまるで友達のように思えるけれど、実は壁と大差ない、なぜならもし強盗が入ってきて部屋の主が殺されても、TVは何事もなく映り続けるから
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
映画は人間の心理の歪んだ鏡に映った真実をそのままに利用する
池澤 夏樹 / シネ・シティー鳥瞰図 amazon
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演劇・芝居・舞台の表現・描写・類語(趣味・娯楽のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(ロックライブ)巨大なスピーカーからの音はステージで動いている連中とは関係ないように聞こえる。この地面の上に初めから音があって、それに合わせて化粧した猿が踊っているように見える。
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
終演後、ロビーは騒然とし、その相乗効果で、何か大変な名演を聴いた気がしていた人々は、やっぱりそうだったのかと自信を持った。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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戦後の表現・描写・類語(歴史・時代・伝統のカテゴリ)の一覧 ランダム5
終戦間もないころで、核家族などという言葉もなければ、テレビもなく、電気洗濯機の普及にも遠かった時代である。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「趣味・娯楽」カテゴリからランダム5
特別おもしろくもないTVを見ながら
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
(ビリー・ワイルダー監督、お熱い夜をあなたに)画面の層が厚く、一つ一つのショットが、すべて映画の〔本道〕にのっている。いまどきの、大きな画面がやたらにゆれたり、クローズ・アップの濫用によって見物をやたらに混乱させる生理的な不快感がまったくないので、二時間半の長尺がいささかも疲れぬ。ユーモアとペイソスと、それよりも大きな主題が丹念に、流麗に積重ねられた一齣一齣から生れ、波紋のようなひろがりを見せて来る
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
(パチスロ)目の前に並んだ数字は7と7と7。派手なイルミネーションが、不屈の闘志で戦い続けた俺を祝福する。
劇団ひとり / 陰日向に咲く amazon
(ライブ会場のステージから客席を見る)天から星空を見下ろしているような気持ちになる。サイリウムの光は、まるでいきもののように、ひとつひとつが別の動きをする。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
「歴史・時代・伝統」カテゴリからランダム5
誰しもの心を揺り動かさずにはおかないような時代の焦燥
島崎 藤村 / ある女の生涯 amazon
生活全体が、その仏壇のように古風な伝統にみちていた。
宮本百合子 / 伸子
扇風機の風に 煽られた 蠅 取り紙がなびいている。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
川が緩やかに流れるように、物事が繋がっていく
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
新しい時代が興り、一切の価値批判が回転する
萩原 朔太郎 / 帰郷者 amazon
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