TOP > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > ころぶ・転倒する
のめる。転ぶ。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:98% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
ころぶ・転倒する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ぎり、真っ白だ。ただ点々と、黒く見える。足跡のほかは。 その足跡を、彼は、追った。呼吸 が、はッはッと、口の外で動悸を打つ。 「おおうーい」 皺 がれた声のあらし。 のめる。転ぶ。 「おおーいっ。雲霧ッ」 はっと気づけば、足痕は切れている。頭も顔も、雪だらけにして、雪の中に黙然と立ちどまっている白衣の人間を、老人はきっと見出した。 「御用ッ」......
ここに意味を表示
ころぶ・転倒するの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
女の児がコロリとちょうど 張子 の人形でも 倒すように軽く 転がった。
志賀 直哉 / 正義派「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
山の斜面でスライディングタックルして、茂みのなかにいたウサギを捕まえたんだそうだ。本当に人間なんだろうか。山猫並みの運動神経と狩猟本能がある。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
電話は、唐突に切れた。一方的に切られたあと、耳に残る音が嫌だ。ツーツーと無機質に響く。拒否とか否定とか、あたしの一番苦手なものを連想させる。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ