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六十円を前借りすることに決めて、汽車賃、宿料、毛布、布団 、それに周旋料を取られて、結局船へ来たときには、一人七、八円の借金(!)になっていた。それが始めて分ったとき、貨幣 だと思って握っていたのが、枯葉であったより、もっと彼等はキョトンとしてしまった。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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呆れる・驚きで呆然
罠にはまる・思う壺
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......りは、こんな筈 がなかった、とブツブツ云っていた。 「独 り寝だなんて、ウマイ事云いやがって!」 「ちげえねえ、独り寝さ。ゴロ寝だもの」 学生は十七、八人来ていた。六十円を前借りすることに決めて、汽車賃、宿料、毛布、布団 、それに周旋料を取られて、結局船へ来たときには、一人七、八円の借金(!)になっていた。それが始めて分ったとき、貨幣 だと思って握っていたのが、枯葉であったより、もっと彼等はキョトンとしてしまった。――始め、彼等は青鬼、赤鬼の中に取り巻かれた亡者のように、漁夫の中に一かたまりに固 っていた。 函館 を出帆してから、四日目ころから、毎日のボロボロな飯と何時も同......
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しばらくは呆然 として瘧 の落ちた病人のように坐っていた
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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俺は馬鹿みたいに立ち尽くしてしまった。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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