日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 風景表現 > 雨・霧 > 雨

TOP > 風景表現 > 水面・水中・水辺 > 池・湖・沼・水たまり

往来の雨水が皺になって流れている。その上を踏んで、お客が店に入ってくる。

この表現が分類されたカテゴリ

雨池・湖・沼・水たまり

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

往来（おうらい）

往来・・・１．行き来(いきき)。行ったり来たりすること。
２．道路。通り。

ここに意味を表示

雨の表現・描写・類語（雨・霧のカテゴリ）の一覧ランダム５

細い櫛の歯のように規則正しい雨

か細い糸のような雨が窓を伝う

雨が痛いほど叩きつける

（恵みの雨）大地が甘露の慈雨を吸って生き生きと輝く

久間十義 / ヤポニカ・タペストリー　amazon

降り続ける雨が、どんな清掃業者よりも辛抱強く、丁寧に窓ガラスを洗っている

宮部みゆき / とり残されて　amazon

このカテゴリを全部見る

池・湖・沼・水たまりの表現・描写・類語（水面・水中・水辺のカテゴリ）の一覧ランダム５

池は夕日に照らされ、銹（さ）びた古代の銅鏡のような鏡面に、金閣の影をまっすぐに落していた。

三島由紀夫 / 金閣寺　amazon

沼が死んだように青い水をたたえる

（池いちめんの蓮のつぼみ）これが全部咲いたらすごいだろうなあ、極楽みたいだろうなあ

よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録　amazon関連カテ庭・縁側・ベランダ池・湖・沼・水たまり蓮（はす）

ザリガニのいる沼

秋の星座をうつしたしづかな湖水

石井好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録　amazon関連カテ池・湖・沼・水たまり秋の夕方・夜水面にうつる光

このカテゴリを全部見る

「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム５

波がその岩の足もとに寄せて砕け、眩しいほどの白い縁取りを作った。

村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録　amazon

風が、砂浜に固く根を生やした蔓（つる）草の間を、波形の紋をこしらえて吹き抜ける

島尾敏雄 / 出孤島記　amazon

まっ白なマリンスノーがあたりに浮遊する

日野啓三 / 抱擁　amazon

潮の香の漂った濁った小さな運河

有島武郎 / 或る女

何の趣もない湖

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

「雨・霧」カテゴリからランダム５

規則正しい砂時計のようにしたたる

沛然（はいぜん）とした雨が終日つづく。この雨があがれば、いよいよ冬の季節にはいるのであろう。

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテ初冬・冬の始まり大雨・土砂降り・豪雨

雨がパラパラと音を立て始める

九月も終りに近づいた頃だった。その日は朝から晩まで雨が降りつづいていた。その季節によく降るような細くてやわらかで単調な雨だった。そんな雨が地表に焼きついた夏の記憶を少しずつ洗い流していくのだ。全ての記憶は溝を伝って下水道や川へと流れこみ、暗く深い海へと運ばれていく。

村上春樹 / 象の消滅「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ秋雨

夜明けとともに、周辺が視野の中に薄ボンヤリと浮かんできた。霧は相変わらず濃い。樹木が現実の世界とは思えないような、淡い影となっていた。緑がわずかに認められる。

柘植久慶 / ラオス内戦　amazon

同じカテゴリの表現一覧

水面・水中・水辺の表現の一覧　

雨・霧の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分