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(芸術的な陶器は)失火の時、本丸炎上の紅蓮ぐれんをあびて、遂に永遠のそうを失い、もとの土に返ってしまった。
吉川英治 / 増長天王 ページ位置:100% 作品を確認(青空文庫)
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火事
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前後の文章を含んだ引用
......のである。  ところが、増長天王を田沼山城の屋敷へ贈る手続きをしている間に、三月、江戸城朝会ちょうかいの当日、山城守は悪政のむくいをうけ、殿中で刺殺しさつされてしまった。  そのため、増長天王はしばらく江戸の上屋敷の秘庫ひこにあったが、後に将軍家斉いえなり懇望こんもうされて、江戸城本丸に移された。しかし、それもやがてまた、幕府瓦解がかいちょうをあらわした、安政六年の失火の時、本丸炎上の紅蓮ぐれんをあびて、遂に永遠のそうを失い、もとの土に返ってしまった。
単語の意味
土(つち)
永遠(えいえん・とわ)
・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
永遠・・・ある状態が果てしなく続くこと。物事が変化しないこと。無窮(むきゅう)。永久(えいきゅう)。
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焼け残りの庭木が五本か六本、半焦げで、掌みたいな変な具合に葉を茂らせてゐる。
丸谷 才一 / だらだら坂「横しぐれ (講談社文芸文庫)」に収録 amazon関連カテ樹木・木々火事
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