調子よく跳 ね上った空元気 だけの言葉
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:78% 作品を確認(青空文庫)
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やせ我慢・虚勢
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......はいない。それをガラガラな大声でどなり立ててしまった。誰も何も云わない。今まで話していた外のことも、そこでプッつり切れてしまった。 然 し、こういうようなことは、調子よく跳 ね上った空元気 だけの言葉ではなかった。それは今まで「屈従」しか知らなかった漁夫を、全く思いがけずに背から、とてつもない力で突きのめした。突きのめされて、漁夫は初め戸惑いしたようにウロウ......
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心が真っ先に走り出しそうな思いだった。楽しすぎる瞬間は、真っただ中にいるとなぜだか泣きたい気持ちになる。両手では抱えきれないこの幸福は、早く過ぎてしまって思い出になってほしいと思う。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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