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電話が鳴った。 誰かが出るよな、と夢うつつのなかで思っていたが、誰も出ず、電話は鳴りつづけた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:35% 作品を確認(amazon)
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電話の音・電話が鳴る・着信
うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)
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前後の文章を含んだ引用
......た。 明朝、呼び出されているのでもう寝ます。 おやすみなさい。」 ありがとうより、おやすみより、の使い方が母らしかった。 母が出かけてからまた朝寝をしていたら、電話が鳴った。 誰かが出るよな、と夢うつつのなかで思っていたが、誰も出ず、電話は鳴りつづけた。そうだ、考えてみると純子さんはパート、幹子は大学、弟は学校、母も呼び出されて、誰もいないのだ。私は仕方なく起き上がり、階下に降りていって電話を取った。「もしもし......
単語の意味
夢現(ゆめうつつ)
夢現・・・1.夢と現実。
2.夢か現実か分からないほど意識がぼんやりした状態。
2.夢か現実か分からないほど意識がぼんやりした状態。
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電話の音・電話が鳴る・着信の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
僕は二十回までベルの音を数えていたが、それからあとはあきらめて鳴るにまかせた。いつまでもそんなものを数えつづけるわけにはいかないのだ。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
電話はもう一度生物のように鳴り始めた。
曽野 綾子 / たまゆら amazon
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うつらうつら(半分眠ったぼんやり状態)の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
私はもう半分眠りの中にいた。光の中で眠るのはなんとなく懐かしい感じがする。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
風邪をひいてしまい、ジョギングも休んでうつらうつらしてベッドにいた。少し熱っぽい頭の中にベルの音が何度も何度も割り込んできて私はぼんやりと起き上がった。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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「音の響き」カテゴリからランダム5
小林多喜二 / 蟹工船
波のとどろきが酔っぱらいの繰り言のようにしつこい
三島 由紀夫 / 潮騒 amazon
「電話」カテゴリからランダム5
その電話を無視して寝てしまうことも、ひとつの選択肢としてあった。《…略…》しかし電話のベルはそこにあるあらゆる選択肢を叩き潰すかのように、いつまでも鳴り止まなかった。このまま夜が明けるまで鳴り続けているかもしれない。彼はベッドから起き上がり、何かに足をぶっつけながら受話器を取った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
透明な公衆電話のボックスが見えた。 中の蛍光灯が白く光っている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
重い錨でも置くように受話器を置く
森 瑤子 / 風物語 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
(興奮して眠れない)疲労は重く全身に広がっているが、頭の中だけは冴えていた。目をつぶると目の奥でジンジンと神経がうなっているような気がした。
阿刀田 高 / 恋は思案の外「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
夢もない深い眠りに陥って
有島武郎 / 或る女
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