背びれに毒があるが刺されても死なない | オコゼの味、おいしさを伝える表現・描写｜小説の言葉集

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背びれに毒があるが刺されても死なない

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単語の意味

背（せ）

背・・・１．背中。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背面。
２物の後ろ側。背面。
３．立っているものの、高さ。

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皮のから揚げはパリパリ硬いかと思ったら、硬いのは表面だけで中はプルプル。ゼラチン質の皮のネットリした食感とムチムチした弾力はそのままなのに、ちゃんと火が通っているので甘みも出ている。

おこぜはその外観に似合わずまったくやさしい味がする

オコゼは形と正反対の優しい味がする

背びれに毒があるが刺されても死なない

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ビールとハゼの天ぷらは黄金の組み合わせ

雁屋哲 / 美味しんぼ４６巻　amazon

一般にタイと言えばマダイのことで、気品と風格を備えて、喜びごとには欠かせない魚の王者として人々の暮らしに深く関ってきた

泥まみれの河を悠揚と泳いでいくお化け鯉

宮本輝 / 泥の河「螢川・泥の河（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテ魚類全般泳ぐ

鯉の泥臭さも脂っこさも又独特の匂いも凡て佐久の鯉にあって鯉こくにして食べていて、これだ、これたという感じになる。その内臓と思われる部分が殊に結構で頭の所に運よく当ればもう言うことはない。どうも食べものというのは匂いの次にどこか苦いことが大事であるようで佐久の鯉がその標本であることは食べて見れば解る。

吉田健一 / 私の食物誌　amazon

きらきらと虹色を持った美しい曲線を描く魚体

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