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知らぬ顔を装っていた。
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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嘘をつく・ごまかす・隠し通す
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前後の文章を含んだ引用
......って、逃げる突嗟 に、兵部の後ろへ廻って、屈 み込 んだのである。兵部は、とたんに、刺客 の一人かと――鋭い眼を投げたが、同心との対話のうちに、何もかも、解けたらしく、知らぬ顔を装っていた。 けれど、気のつよい、船宿のお内儀の背すじを凍らせたのは、その人影でも血刀でもなかった。――それは、兵部が同心と話している間に、極めて、ひそやかに、ある目的を遂......
単語の意味
知らぬ顔・不知顔(しらぬがお)
偽装・擬装(ぎそう)
知らぬ顔・不知顔・・・知っていながら、知らないふりをする顔つき。気付いているのに、気付かないふりをする顔。素知(そし)らぬ顔。知らん顔。
偽装・擬装・・・1.偽(いつ)り装(よそ)うこと。ある事実をおおい隠すための、装いや行動。他人の目をごまかすため、他の物事や状況を装うこと。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
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「ああ」尋恵は大げさなほどに、はっとしてみせた。自分自身の嘘に慌ててふたをかぶせるような、反射的なものだった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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