(夜店を出す)土ぼこりをいっぱい吸って眼の前に立ちどまる人をそっと見上げて笑うしぐさにあきあきした。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:70% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
屋台・出店
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......とってもらって、三十円も月給を貰えたら、私は血へどを吐くほど一生懸命働きたいのだけど……。もう、お天気の日を選んで夜店を出すのは厭になった。 ほんとに厭な事だ。土ぼこりをいっぱい吸って眼の前に立ちどまる人をそっと見上げて笑うしぐさにあきあきした。卑屈になって来る。私はまず何としても広いロシヤへ行きたいね。旦那 、旦那 。ロシヤは日本よりか広いに違いない。女の少ない国だったらどんなにいいだろう。
インキを買って
......単語の意味
土(つち)
土・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
ここに意味を表示
屋台・出店の表現・描写・類語(家・建物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
簡単な食事や飲み物を売る屋台
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
色々の屋台店が道の真中に軒を並べている。
岡本かの子 / 巴里祭
このカテゴリを全部見る
「家・建物」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
家・建物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ