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(パラレルワールドと、)かつての世界と区別をつけるためにも、そこには独自の呼称が必要とされている。猫や犬にだって名前は必要だ。この変更を受けた新しい世界がそれを必要としていないわけはない。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。 Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 作品を確認(amazon)
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パラレルワールド
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単語の意味
パラレルワールド(ぱられるわーるど)
エス(es)(えす)
背負う(せおう・しょう)
犬・狗(いぬ)
猫(ねこ)
パラレルワールド・・・平行世界。今ある世界とは別の、並行して存在する別の世界。今の世界と似ているけど、少し違いがある世界。「もしあの時こうだったら、世界はこうなっていた」というフィクションでよく用いられる。
エス(es)・・・無意識の領域にある本能的な欲求・衝動のこと。オーストリアの医者、フロイトによる、自我を3つに分けた精神分析の概念のうちのひとつ。人間の自我を、エス(es)、自我(ego)、超自我(super ego)の3つに分類し、エス(es)は、その3つうちの最も深い階層にあり、人の精神エネルギーの源泉にあたるとした。原我。イド。
背負う・・・1.運ぶべき物や人などを、背中にのせる。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
2.苦しい仕事や重い責任などを引き受ける。
犬・狗・・・1.イヌ科の哺乳動物。大昔から人間に飼育されてきた家畜。従順で賢く、家やヒツジの番をしたり、犯人捜査や目や耳の不自由な人の導いたりもできる。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
2.(あちこちとかぎ回るところから)他人の秘密などをかぎ回って報告する者。スパイ。まわしもの。間者(かんじゃ)。
猫・・・1.ネコ科の哺乳動物の総称。形は虎に似て、柔軟な体や出入り自由な爪、鋭い感覚のひげを足を持つ。暖かいところを好み、鼠(ねずみ)をよく捕るとされる。
2.(猫の皮を胴張りに用いるところから)三味線の異称。
3.猫車(ねこぐるま)の略。
4.猫火鉢(ねこひばち)の略。
5.ふいごの内側についていて、空気の出る孔をふさぐ革。
2.(猫の皮を胴張りに用いるところから)三味線の異称。
3.猫車(ねこぐるま)の略。
4.猫火鉢(ねこひばち)の略。
5.ふいごの内側についていて、空気の出る孔をふさぐ革。
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あり得たかもしれない、まったく別世界の、別の人生
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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午前中からたて続けに三本の映画を観てしまった。エンディングの途中で耐え切れなくなって、次のDVDかビデオに交換する。それが終わるとまた次。いつもそんな調子だ。何本観たって結局は同じ。いずれ色鮮やかな夢から覚めれば、そこは狭くて薄暗いおなじみの牢獄のなかというわけだ。けれどもこの閉ざされた場所では、夢を見ることのほかに、つまり映画を観ることのほかに、いったい何ができるだろう?
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
君の乗った列車はポイントを切り替えられたことによって、この世界に運び込まれてきた
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
太陽が昇るとき、まず最初にもっとも高い山々の 頂 を紅に染め、やがて徐々にその光を中腹から下の谷間に投じていくように、初め武士階級を照らしたこの武士道の道徳体系は、時が経つにつれて、大衆の間にも多くの信奉者を引きつけていったのである。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
(世の中が)腐りはて、私たちはその血膿(ちうみ)のようなものではないだろうか。
田宮 虎彦 / 絵本 (1954年) amazon
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