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図星をさされて、三五兵衛はおどろいた。
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:8% 作品を確認(青空文庫)
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驚く・おどろき
指摘する・図星・痛いところを突く
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前後の文章を含んだ引用
......殊にお手前の音 いろを聞き澄ますに、非常な執着と怨みをおもちなされている。――ウム、最前旅先といわれた。それに孤独、仇 を探しておあるきの身でおざろう」 「や……」 図星をさされて、三五兵衛はおどろいた。 「ま、すこし和曲の明るいものをお吹きなさい。あまり寥落じゃ、あまり冷徹じゃ」 彼はその道の人として、平六をめずらしい笛吹だと敬服した。どうしてこんな笛師が、この......
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驚く・おどろきの表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
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指摘する・図星・痛いところを突くの表現・描写・類語(不満を伝えるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(指摘に対して)一瞬、言葉に詰まった米山克己の肩が震えたのを、庄司は見落とさなかった。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
言葉が火薬のように炸裂する
椎名 麟三 / 美しい女 amazon
フェレイラの言葉は一語一語、司祭の耳を 刺 のようにさす。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
「君、彼氏がいるんだって?」 スプーンを使う良枝の指先が止まった。とっさに笑うことも答えることもできないのは、つまり肯定したことになる。
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
見えない矢でも突き刺さったかのように胸を押さえた。
伊坂 幸太郎 / 砂漠 amazon
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「驚き」カテゴリからランダム5
胸は激しい呼吸のために波立った。
横光利一 / 日輪
(訃報の手紙の)文面に目を通して、「……は?」と腹を立てたかのように声を上げた。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
顔は瓜 のように青ざめている。
横光利一 / 日輪
「不満を伝える」カテゴリからランダム5
ふいに言った。 「君は、バカなんだな」 出会いがしらにいきなり殴りつけられたような気がした。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
いまわしい言葉がロケット弾のように胸をつらぬく
ウィリアム・アイリッシュ / 黒いカーテン amazon
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