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ああとかうむとか、言葉にならない不鮮明な呟きをもらした
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 ページ位置:53% 作品を確認(amazon)
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頷く・相槌を打つ
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前後の文章を含んだ引用
......ないよ。 とことんわかっている。「新学期には間に合わないかもしれないけど、そんなの別に問題ないしさ」 如月を見上げたまま、首を傾げる。如月は返事をしなかった。 ああとかうむとか、言葉にならない不鮮明な呟きをもらしただけだ。如月は、もともとはっきり、しゃっきりした物言いをしない。如月が明確に断言したり、決意表明をした記憶があたしの中にはほとんどないのだ。頼りないといえば頼り......
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頷く・相槌を打つの表現・描写・類語(喉・首・うなじのカテゴリ)の一覧 ランダム5
何となくうなずいた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「喉・首・うなじ」カテゴリからランダム5
だれかのお喋りに相槌を打つように首を動かしたりしていた。それは、電気仕掛けの人形のように見えた。
富岡 多恵子 / 富士山の見える家「当世凡人伝 (1977年)」に収録 amazon
頭を速度のゆるんできた 独楽 のようにうごかした。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
満足を与へるやうな、相槌
芥川龍之介 / 芋粥
彼の目はカルテとトレーとわたしの歯を、落ち着きなく行き来して
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
あっちへよろけこっちへよろけして奴凧のようにふらつく
伊藤 整 / 馬喰の果て (1954年) amazon
星なんぞは眼にもはいらない。星なんか、みんな私は私の眼から流してしまう。
林芙美子 / 新版 放浪記
(スタンディングオベーション)アンコールでは果たして、待ち構えていたかのように総立ちとなった。 皆がなんとかして自分の拍手の音を届かせようと、少し背を 仰け反らせながら、できるだけ腕を前に突き出して手を 叩いた。感動の大きさが、拍手の打点の高さと比例するというのは、この日の会場のひとつの発見だった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
座り主が動いた(振り向いた)せいで、彼の椅子の脚はプリッツを砕いたような軽い音を出した。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
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