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廓寥かくりょうとして人影はなかった。
梶井基次郎 / 路上 ページ位置:83% 作品を確認(青空文庫)
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閑散・人気(ひとけ)がない
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前後の文章を含んだ引用
......ラーが転がされてあった。自分はきょとんとした。  どこかで見ていた人はなかったかと、また自分は見廻して見た。垂れ下った曇空の下に大きなやしきの屋根が並んでいた。しかし廓寥かくりょうとして人影はなかった。あっけない気がした。嘲笑あざわらっていてもいい、誰かが自分の今たことを見ていてくれたらと思った。一瞬間前の鋭い心構えが悲しいものに思い返せるのであった。  どうして引返......
単語の意味
廓寥(かくりょう)
廓寥・・・広いだけで何もなくて寂しい様子。なんとなく寂しい。
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