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一重の垣が二人の間に結ばれた様な気合になった。
伊藤左千夫 / 野菊の墓 ページ位置:10% 作品を確認(青空文庫)
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他人行儀・よそよそしい
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前後の文章を含んだ引用
......ない風はなく、いやに丁寧に改まって口をきくのである。時には僕が余り俄に改まったのを可笑おかしがって笑えば、民子も遂には袖で笑いを隠して逃げてしまうという風で、とにかく一重の垣が二人の間に結ばれた様な気合になった。  それでも或日の四時過ぎに、母の云いつけで僕が背戸の茄子畑なすばたけに茄子をもいで居ると、いつのまにか民子がざるを手に持って、僕の後にきていた。 「政夫さん……」  出し......
単語の意味
垣(かき)
・・・自分の土地と他人の土地など、敷地を分けるため隔てる仕切りや囲い。垣根。塀。
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