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花が咲くみたいに、三葉がぱっと笑顔になる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:78% 作品を確認(amazon)
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笑顔
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前後の文章を含んだ引用
......ンペンを取り出す。三葉の右手を摑み、手のひらにペンで文字を書きつける。「名前書いておこうぜ。ほら」 そう言って、今度は三葉の手にペンを持たせる。「……うん!」 花が咲くみたいに、三葉がぱっと笑顔になる。俺の右手を持ち、ペン先をつける。 かつん。 足元で、硬く小さな音がした。 下を見ると、ペンが地面に落ちている。「え?」俺は顔を上げる。 目の前には、誰もいない。......
単語の意味
笑顔(えがお)
笑顔・・・笑っている顔。笑みを含んだ顔。にこにこ顔。
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笑顔の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
平家蟹のような人の好い顔つきで笑う
壷井 栄 / 大根の葉 (1960年) amazon
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「喜び」カテゴリからランダム5
柿村はわたしの腰に手をまわし、腰骨のあたりを強くもみしだいた。その場にそぐわないほどの快感が、細い火花のようになってわたしの身体を貫いた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「そんな。お礼なんて」武内は鼻をかいた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「表情・顔に表れた気持ち」カテゴリからランダム5
目を伏せてかすかに笑みを湛えている仏像のような顔
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 amazon
家族中に愛されている猫のように誰よりも人懐っこい笑顔を見せた。
朝井 リョウ / もういちど生まれる「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
彼女はほんの少し微笑んだ。そしてその四分の一センチほどの微笑みはもとに戻すのが面倒だからという理由だけでしばらくのあいだ口もとに留まっていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
「笑う・笑み」カテゴリからランダム5
会話の笑顔を引きずったまま、勲に「お帰り」と声をかけた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(店員は)世慣れた笑みを浮かべている。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
ふふふ……」 野見山は何がおかしいのか不快な笑い声を立てた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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