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(小舟の上で)海月くらげみたいに、ふわふわとうごく、無数の女の顔
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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乗り物が揺れる
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......振りこむ花槍は 雪かあらぬか さっさ ちらちら白鳥毛 振れさ どっこい 「お履物はきものを――」 「殿様、おあぶない、肩にお手を」  兵部ひょうぶは、眸のながれたような眼で、明りにつれて、海月くらげみたいに、ふわふわとうごく、無数の女の顔を、見まわして、 「――船は、どこじゃ。船は」 「庭に、船は上がりませぬ。お履物をはいて、河岸の桟橋ふなばしまで、おひろいを」
さても是非なや
 兵部はまた、広間に聞える槍踊り......
単語の意味
海月(かいげつ)
水母・海母・海月(くらげ)
海月・・・海上の空に出る月。海面に映っている月の影。
水母・海母・海月・・・鉢虫綱の刺胞動物の総称。海中に浮かぶ下等生物。体は寒天質で長い触手を持ち、大半が毒を持つ。種類が多い。「くらげの骨」は、あるはずのない物、きわめて珍しい物のたとえ。「水母(すいぼ)」ともいう。
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