動くものの影とてない荒涼たる砂の海
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
砂漠・砂丘
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
荒涼・荒寥(こうりょう)
砂(すな)
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
ここに意味を表示
砂漠・砂丘の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
乾いた砂が長靴のくるぶしまでを 捉えて、自由がきかなかった。
浅田次郎 / ラブ・レター「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
工事の跡の絶壁の赤土が、まだ生々しく露出している
太宰 治 / 津軽 amazon
京都も、年毎に東京と大阪へ近づきつつある。国籍不明の風俗と建物が山や川を押し退け、古い都の名残りをとどめる唯一の町を侵蝕しはじめてきた。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
住人の大半は六十歳以上だ。生活用品を売っている店は一軒しかない。郵便局も学校もない。切手を買ったり小包を出したりしたければ、手紙を配達しにくる郵便局員に頼む。宅配便は、中地区まで行って出すしかない。ちょっとした買い物をしたいときは、山をいくつも越えて久居という町まで車で行く。 不便を絵に描いたような場所だ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
死火山の群れが、駱駝(らくだ)の瘤(こぶ)のような輪郭を描く
大岡 昇平 / 野火 amazon
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ