すごく遠くまで続く、陽も通しはしないうっそうとした森
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:72% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
森林・ジャングル
草むら・茂み
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......竜一郎といなければこれほど強くは感じないだろうと思う。人と人がたまたま同じ場所にいて、目の前を時間が過ぎてゆくということは、それだけであるイメージを喚起する。 すごく遠くまで続く、陽も通しはしないうっそうとした森とか、 朝、光でいっぱいに満ちた湖と、鏡のように映し出された山々の色とか。 そんなこと。 天の川を見上げて、アルタイルとベガとデネブを三角に結んで、首が痛くなっ......
単語の意味
鬱蒼・鬱葱(うっそう)
鬱蒼・鬱葱・・・草木が薄暗くなるほどたくさん茂っているさま。
ここに意味を表示
森林・ジャングルの表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
樹木が鬱然と地をおおい、晴れた日でも地面が黒く湿っている
司馬 遼太郎 / 殉死 amazon
ひしめき叢(むらが)る樹木つづきの緑の海
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
このカテゴリを全部見る
草むら・茂みの表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
蹲(うずく)った獣の黒っぽい厚い毛のような公園の茂み
日野 啓三 / 夢の島 amazon
風のない茂みがじっと闇を抱いてこもる
日野 啓三 / 抱擁 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
ちぎれ雲の影が山の日向を後から後から忙しげに通り過ぎるような日和
永井 龍男 / 一個・秋・その他 amazon
丁目がふえるにつれ、人通りが減り、街がさびれてきた。
宮本百合子 / 伸子
「植物」カテゴリからランダム5
門柱のように二本の丸太が立っている
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
笑いさざめいているような花盛り
林 芙美子 / めかくし鳳凰「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
萎(しお)れて粉を吹いているみたいな木々
田辺 聖子 / 休暇は終った amazon
少年のように痩せた樹々
丸谷 才一 / 年の残り amazon
(マユミ)小さな赤い実を無数にぶらさげている。優しい炎だ。遠くから見る街の灯のようだ。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧
植物 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ