駱駝に乗って、広い沙漠を行くような、頼りない空虚な思い
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 作品を確認(amazon)
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むなしい・虚無感
頼りない
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単語の意味
駱駝(らくだ)
駱駝・・・ラクダ科の哺乳動物の総称。砂漠での生活に適し、足の裏は厚く柔らかく砂にめり込むのを防ぎ、鼻孔は開閉できて砂が入り込まない。背に脂肪質のコブがあり、養分を貯えるほか、代謝水ともなる。砂漠の旅に重要な家畜。毛は織物の材料。
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満喜江と寝ている事に何の感動もなかった。《…略…》汽車の時間を待ち合わせているような空虚な時間が過ぎて行くだけだ。
林 芙美子 / 牛肉「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
彼の体の内を風が吹き抜けるように、空虚さが通った。
石原 慎太郎 / 行為と死 (1967年) amazon
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店内に漂っている煙の流れと同じくらい薄く、頼りない
宮部 みゆき / とり残されて amazon
頭にある計画が、蜃気楼か古い版画のように迫力の薄い他愛ないものに見える
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
足もとが寒くなり尻から力が抜けて行くような頼りなさを感じさせられた
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 amazon
自分が一枚の紙のように頼りなく思われた。
伊藤 整 / 火の鳥 amazon
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無限の薄闇に堕ちるような虚無
芝木 好子 / 隅田川暮色 amazon
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木に竹を接 いだような事を云う。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
部屋は死体安置所のように清潔だった
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
何もかもピカピカと手入れの行きとどいた
林芙美子 / 新版 放浪記
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