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頭は真っ白で、目の前が真っ暗で。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:9% 作品を確認(amazon)
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絶望・希望がない
頭の中が真っ白・茫然自失
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前後の文章を含んだ引用
......、今すぐだって。それで電話をした。」 私は聞く姿勢になって身をのりだし、雄一を見つめた。雄一は話しはじめた。「葬式までの間は、なにがなんだかわからなかったんだ。頭は真っ白で、目の前が真っ暗で。あの人は、ぼくにとってたったひとりの同居人で、母で、父だったろう。もの心ついた時からずっとそうだったから、思ったよりもずっと混乱して、やることだけはいっぱいあっ......
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絶望・希望がないの表現・描写・類語(悲しみのカテゴリ)の一覧 ランダム5
涯しない海に面したような絶望感
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
(死ぬことばかり考えていた日々)その頃は、ただじっと深く自分の内奥を見つめていれば、心臓はやがて自然に停止してしまいそうに思えたものだ。精神を鋭く集中し、一ゕ所にしっかり焦点を結んでいれば、レンズが陽光を集めて紙を発火させるのと同じように、心臓に致命傷を与えられるに違いないと。彼はそうなることを心から期待していた。しかし彼の意に反して、何ゕ月経っても心臓は停まらなかった。それほど簡単に心臓は停まらないものなのだ。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
もう何年も忘れていた絶望という感情が両手を広げて僕に近づいてきた。
又吉 直樹 / 火花 amazon
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頭の中が真っ白・茫然自失の表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(姉が自殺して)放心状態で。何が何やらわけがわからなくて。体の中の何かが死んでしまったみたいに。
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
尋恵は受話器を持ったまま、静かなリビングの中、一人放心した。一方的な罵声に力を奪われてしまっていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「悲しみ」カテゴリからランダム5
まるでガラス壜(びん)に入れられた蠅のように虚無という不可能に突き当りながら、とび廻っていたのだ。
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
ミステリーを読んでいるようだった。 頭の中で、一個一個の点が線でつながり始めた。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
断片が混じりあってしまった二種類のパズルを同時に組み立てているような気分
村上 春樹 / 1973年のピンボール amazon
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