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寒さに手を海老えびのように赤くへし曲げながら
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:61% 作品を確認(青空文庫)
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かじかんだ手・凍えた手
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......して見る。ある時は兄上や妹さんが、暗まって行く夕方の光に、なお気ぜわしく目をなわによせて、せっせとほつれを解いたり、切れ目をつないだりしている。ある時は漁夫たちが、寒さに手を海老えびのように赤くへし曲げながら、息せき切って配縄はいなわをたくし上げている。君は子供のように思わず耳もとまで赤面する。 「なんというだらしのない二重生活だ。おれはいったいおれに与えられた運命の生活に......
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海老・蝦(えび)
海老・蝦・・・エビ目(十脚類)の甲殻類の一群(長尾類)の総称。水中に住み、足が10本ある甲殻類の動物。体は頭胸部と、7節に分かれ非常に発達した腹部から成る。堅い殻でおおわれ、体を曲げ伸ばして進む。頭には2対の長い触覚がある。食用になるものが多い。「海老(かいろう)」とも読む。
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薄い蒟蒻こんにゃくのような手
林芙美子 / 新版 放浪記
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ひどく暑い夜だった。半熟卵ができるほどの暑さだ。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
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