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空一面の吹雪は、風の工合で、白い大きな旗がなびくように見えた。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
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吹雪・暴風雪
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前後の文章を含んだ引用
......ムサツカの海は、よくも来やがった、と待ちかまえていたように見えた。ガツ、ガツに飢えている獅子ししのように、えどなみかかってきた。船はまるでうさぎより、もっと弱々しかった。空一面の吹雪は、風の工合で、白い大きな旗がなびくように見えた。夜近くなってきた。しかし時化しけは止みそうもなかった。  仕事が終ると、皆は「糞壺」の中へ順々に入り込んできた。手や足は大根のように冷えて、感覚なく身体についていた......
単語の意味
靡く(なびく)
靡く・・・1.草や藻、布などの長くて軟らかいものが、水や風の流に従って横に動く。
2.権力者の意思や命令に従う。また、女性が男性の言うことを受け入れる。
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越前の荒海と逆巻く牡丹雪
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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