本式のすし桶でやると、底がひろびろしているので、御飯がいい塩梅にひろがる。それをまぜているうちにまわりの木に湯気を吸いとられてゆくから、ぱらっとした御飯になる。
庄野潤三 / 秋風と二人の男「われらの文学〈第13〉庄野潤三」に収録 作品を確認(amazon)
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塩梅・按配・按排・案配(あんばい)
塩梅・按配・按排・案配・・・具合。程度。また、味の加減。
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うまいカツ丼の条件は、揚げたカツとご飯がどの程度しょうゆ味を染み込ませているか、卵とネギだけで、どこまでカツの表面と周囲を覆っているか、単調な醤油味がどこまで深いかだ
吉本隆明 / 食べものの話 amazon
「ここのお鮨は、おみやげの折の中で、まだ濡れ濡れとしているねえ」
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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